自信は取り戻せる!

介護レクリエーションにより気持ちを明るくできる!

レクリエーションが恥ずかしい

介護において、レクリエーションは高齢者に欠かせない大切な活動ですが、介護職として働く人の中には、人前に出るのが苦手な人やレクリエーションの内容を考えるのが苦手な人も少なくありません。

しかし、介護職として働く以上、レクリエーションは避けて通れません。
苦手だからこそ、積極的に参加してみてください。
場数を踏むことで、次第に苦手意識がなくなっていくでしょう。

自信を取り戻す介護レクリエーション

高齢者は、様々な経験を重ねて社会的地位や経済力などを備えてきました。
しかし、多くの場合、高齢になると会社を退職したり、現役を退く決断をして、社会的地位や仕事上の役割を手放すことになります。
一方で、大切な人などを喪失する機会も増え、それに伴い家庭での役割も失うことも多いです。
そのように役割を失っていくと、それをきっかけに自己評価が低下して、自信を失い、気力も失っていきます。
加えて、体の衰えも感じるようになるので、みんなに迷惑をかけたくないという気持ちを常に抱いています。
この気持ちから生まれてくるものは、みんなの役に立ちたい、必要とされたいというものです。
そして、これが成就すれば、存在感があるという気持ちになり、居場所があることで気持ちが肯定的に働き始めます。
これを介護レクリエーションによって、実現していくことが可能です。

年を取るにつれて、できなくなることが増える反面、高齢だからできることもあります。
そうしたことに目を向けて、介護レクリエーションを考えていくことが重要です。
また、つながりを意識して考えることも大切です。
社会、地域、人とのつながりをキーワードに考えていきます。
世の中とつながりを持ち、何か行動を起こしたことで変化をもたらすことができれば、自分でも世の中に変化を与えられると自信を持てるようになるでしょう。
それをさらに外部に発信し、その反響をフィードバックすることで、今度は自分が影響を与えたという感覚を喜びにつなげることが可能です。

それでは、具体的にどのような介護レクリエーションを行えば良いのでしょうか。
それについては【楽しくレクリエーション!】で事例と効果を紹介されていますので、見てみると良いでしょう。